□■□
■□ CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□ ≪事業再生と敗者復活〜再生実績7000件の相談現場レポート≫
2009年2月16日
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◇◆◇ 貸し渋りがなくなる? 〜「金融機能強化法」復活〜 ◇◆◇
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
発行:株式会社セントラル総合研究所
http://www.sodan.info/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日、某業界専門紙の取材を受けました。
今回は実例のご紹介ということで、5年程前に弊社が再生を手掛けた企業の
K社長も一緒に取材していただくことになりました。
初めてセントラル総合研究所に訪れた時は、やつれ気味で、
元気もほとんどなかったK社長でしたが、今は元気そのもの。
記者からの取材に対して
「業界の状況は決して楽ではない」と答えながらも、
土壇場の状況から復活を果たしたという事実は
K社長に計り知れないエネルギーを与えてくれたようです。
そのK社長の一言が、胸に熱く染みました。
ここで紹介させていただきます。
「セントラルがバックアップしてくれているという心強さは
何物にも代えがたい価値がある」
不安定な社会情勢の中で
中小企業と経営者が安心して事業に邁進できることが
私たちセントラル総合研究所の目指すところです。
今後も、私たちは中小企業経営者の皆様と共に歩み続けます。
********************************************************
◇◆◇ 金融機関の変化に注目 「金融機能強化法」 ◇◆◇
********************************************************
事業再生という業界に特化した流行語大賞があれば
2008年は間違いなくノミネートされたであろうというキーワードが
「貸し渋り」 と 「貸し剥がし」 です。
~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~
これらのキーワードについては、当メルマガでもたびたび取り上げました。
「雨の日に傘を毟り取る」 「銀行は鬼」
このような内容の報道も頻繁に見られました。
倒産件数が増加の一途を辿るなかで「黒字倒産」も相次ぎ、状況は深刻化。
この背景には、金融機関にとっても
「無理に貸し出せば不良債権が増大する」
という恐れから、動きたくても動けない状況に陥ってしまった――
こんな側面もあります。
経営不安を抱える金融機関ほど、企業への対応は厳しくなるばかり。
その結果、信用力に欠ける中小企業の資金繰りは特に困難を極め、
国内の企業倒産はさらに増加する
という悪循環ができあがってしまいました。
このような金融危機の深刻化を受けて、
注目され始めたのが 「金融機能強化法」 です。
~~~~~~~~~~~~~~
■金融機能強化法とは
地域金融機関の資本の増強を円滑に行うために2004年に施行された法律で
正式名称は「金融機能の強化のための特別措置に関する法律」といいます。
08年3月までの時限立法だったため、その期限は切れていたのですが
昨年からの金融危機の深刻化のなかで、中小の地方金融機関を中心に
公的資金注入のスキームを整備するという流れになったのです。
旧法は、中小金融機関や地方銀行の不良債権処理のための融資制度として
国内でも期待が大きい存在でした。
ところが、
貸出比率や貸出残高などの数値目標の提出 や
目標見達の場合の経営責任の明確化 といったルールの厳格さから、
期限切れまでの約4年間で利用を申請した金融機関はたったの2行・・・
ほとんど活用されずじまいでした。
そのため、改正法では注入要件を大幅に緩和。
中小企業向け融資の円滑化を目的とした地域金融機関の資本増強
という位置づけを明確にして、08年12月より施行されています。
さらに、本年度第2次補正予算案で
注入枠は2兆円から12兆円に拡大されました。
■改正法施行から2ヶ月
「資金繰りがさらに厳しくなる年度末までに資本注入の準備を」と、
金融庁は全国の金融機関に対して早期の申請を促しています。
2月上旬までに2行が資本導入を申請しました。
金融機関にとっては
「資本注入を受けることで『危ない銀行』と思われてしまうのでは・・・」
という風評被害の懸念が一部にはあるようですが、
地方経済が縮小の一途を辿るいま、特に地方銀行などの金融機関には
「地域を支える」
という意識を持って
長期的で安定した生き残り戦略を持ってほしいと
強く願っています。
□■□「金融機能強化法」より詳しく知りたい方は□■□
弊社発行『CRI事業再生マンスリーレポート』12月・1月合併号でも、
金融機能強化法について解説しています。
☆ご希望の方に無料でお届けいたします。
お申込みは
info-melmaga@sodan.info
または
https://www.sodan.info:444/consultation/consultation_form/
===================================
◇◆◇ 弊社発行『事業再生マンスリーレポート』のご案内 ◇◆◇
===================================
今、中小企業再生の現場では何が行われ、何が起こっているか――
セントラル総合研究所では「マンスリー事業再生レポート」を毎月
発行しています。
セントラル総合研究所ならではの経済予測や中小企業に役立つ最新
の金融情報を、分かりやすくコンパクトにお伝えします。
◎12月・1月合併号 《目次》
・特集 新春のご挨拶/2009年の展望
・コンサルの現場から 緊急保証制度活用の実態
2008年の分析とこれから
・金融最新事情 金融機能強化法
予約保証制度
住宅・不動産市場活性化のための緊急対策
・今月の教えて 「中小企業緊急雇用安定助成金」
・イベント報告 不動産業界向けオープンセミナー 他
・北村龍行コラム《曇りガラス》 定額給付金のみすぼらしさ
□■□ 2月号 2月下旬発行予定 □■□
☆ご希望の方に無料でお届けいたします。
お申込みは
info-melmaga@sodan.info
または
https://www.sodan.info:444/consultation/consultation_form/
===================================
◇◆◇ セントラル総合研究所の再生事例を公開しています ◇◆◇
===================================
1996年の設立以来、セントラル総合研究所は7000件もの事業再生を手掛
けて参りました。問い合わせ企業は個人事業主から上場企業にまで至り、
業種も多岐多端に渡ります。
ホームページではその取り組みの一例を公開しております。
↓
http://www.sodan.info/case/
===================================
◇◆◇ 小社関連書籍のご案内 ◇◆◇
===================================
〜倒産寸前でも必ず復活できる!〜
敗者復活を目指す経営者のバイブル
『7000社を救ったプロの事業再生術』
八木宏之:著 日本実業出版社 1,680円(税込)
倒産の危機?あきらめるのはまだ早い!
事業も自宅も守り、自己破産もせず、家族がバラバラになることなく、
見事に再生を果たした経営者はたくさんいます。
豊富な現場経験にもとづいた、類書には無い実践的なノウハウが満載の一冊。
http://www.sodan.info/publication/book/index.html#a16
□■□ 全国の書店で好評発売中 □■□
こちらのURLからもお買い求めいただけます
↓
http://www.amazon.co.jp/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行元:セントラル総合研究所 ⇒ http://www.sodan.info/
(発行責任者: 八木宏之)
■八木宏之著書 ⇒ http://www.sodan.info/publication/book/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
購読のご登録・解除 : http://www.sodan.info/mailmaga/
■■ 無断転載、複製を固く禁じます。 ■■
□□(C)Central Research Institute,Inc. 2004-2009 □□
◎CRIメルマガ『セントラル事業再生レポート』
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000125536/index.html
このメールに返信すれば、発行者さんへ感想を送れます
━【まぐまぐ!からのお知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「中国産食品、まだ怖い?」「麻生首相支持する?」「エヴァよりガンダム?」
≪まぐまぐ!イエスノー世論≫⇒ http://rd2.mag2.com/r?aid=22760&rid=17
ニュース、政治、芸能、環境問題まで。「Yes」「No」で答える投票サイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|