メールマガジン



2011年05月19日 


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■□         CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□        ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
                                             2011年05月19日
                               発行:株式会社セントラル総合研究所
                                        http://www.sodan.info/
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  内閣府は5月17日、「日本の再生に向けて〜政策推進指針」を発表。日本
 再生に向け被災地域の本格的な復興支援や電力制約、産業空洞化、国内外の風
 評被害への対応など震災新興と日本再生に向けた指針が提言されました。
  新成長戦略実現会議も5月から再開され、転換を要するものや工程が見直さ
 れるものが議論され年内には戦略プランの全体像が提示されます。
 東北復興をモデルにコンパクトシティ、エコタウン、省エネ・新エネルギービ
 ジネスへと一気に普及させ、国内の産業を活性化させたいものです。

                 目  次
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  ■被災地の伝統工芸を海外へ!「クール・ジャパン」でブランド化
  ■住宅エコポイント終了前倒し:クリーンエネルギーに新ポイント
  ■金融機能強化法改正で二重ローン返済免除:信金・信組に金融庁特例!
  ■復興のため建築制限特例/ソニー・トヨタ・・大手再開で地域再建に弾み
  ■◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2011/5/9〜5/14
  ■5月「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」開催します
  ■連載!「事業再生の現場から」早期復旧を叶えた被災企業
  ■セントラルお勧めの書籍のご紹介
  ■季節のお便り二十四節気〜5月21日「小満(しょうまん)」です

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□■  被災地の伝統工芸を海外へ!「クール・ジャパン」でブランド化  □■
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  経済産業省の有識者会議は5月12日、東日本大震災の復興に向けて、被災
 地の伝統工芸品のブランド化支援を打ち出しました。同会議がまとめた提言に
 よると、震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故で、海外では日本ブラン
 ドのイメージが傷ついているとして・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆被災地の伝統工芸を海外へ!「クール・ジャパン」でブランド化
              ⇒  http://www.h-yagi.jp/07/post_230385.html

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□■  住宅エコポイント終了前倒し:クリーンエネルギーに新ポイント  □■
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  国土交通省は5月13日、住宅エコポイントが発行される工事の対象期間に
 ついて、5ケ月短縮し今年7月末着工分までとすると発表しました。同省では
 新築やリフォームともに60万戸ずつ約2,442億円の予算枠でスタートし
 たものの、4月末時点で予想を・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆住宅エコポイント終了前倒し:クリーンエネルギーに新ポイント
              ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_230384.html

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□■金融機能強化法改正で二重ローン返済免除:信金・信組に金融庁特例!□■
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  東日本大震災による被害で事業所や工場、家屋が全壊となったり、津波によ
 って流されたり復旧が遅れるなか、残されたローンが大きく影響しています。
 新しく建て直すにも新たなローンを組む必要があり、二重ローンとなるためし
 ばらくは仮設住宅や避難先などで・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆金融機能強化法改正で二重ローン返済免除:信金・信組に金融庁特例!
              ⇒  http://www.h-yagi.jp/07/post_230382.html

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□■復興のため建築制限特例/ソニー,トヨタ・・大手再開で地域再建に弾み□■
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  東京商工リサーチ東北支社(仙台市青葉区一番町3?3?16)の調査による
 と、東日本大震災の発生で宮城県石巻市、気仙沼市に本社を置く企業のうち、
 およそ7割が津波の浸水被害を受けたことが分かりました。売上高ベースでも
 それぞれ両市の7割以上に達して・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆復興のため建築制限特例/ソニー・トヨタ・・大手再開で地域再建に弾み
              ⇒  http://www.h-yagi.jp/07/post_230381.html

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□■    ◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2011/5/9〜5/14     □■
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  経済時事、一週間のダイジェストはこちらでご覧いただけます。
               ⇒  http://www.h-yagi.jp/06/201159514.html

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☆★☆    5月「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」開催します    ☆★☆
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  支援者、相談者を対象に、東京・神田で「実例に学ぶ勉強会(セミナー)」
 を開催します。東北復興に向けた第1次補正予算案も成立し本格的な中小企業
 支援が行われます。5月の勉強会では、政府などの中小企業対策を中心にとも
 に勉強しましょう。

 ☆「4月勉強会(セミナー)」の内容はこちらでご覧いただけます
                     ⇒  http://sodan.info/seminar/

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☆★☆★☆★☆     連載!「事業再生の現場から」    ☆★☆★☆★☆
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(26)震災直前のBCP策定が奏功:早期復旧を叶えた被災企業

  3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方の沿岸部を中心に、多くの
 中小企業にも被害を与えました。
  地震、台風など自然災害に有効な対処方法を持たない中小企業の事業中断は、
 その後の事業縮小や従業員解雇といった問題を引き起こします。復旧が大幅に
 遅れた場合には、廃業や倒産にも至りかねません。災害や事故などの損害を最
 小限にとどめ、経営を早期に回復、継続させるための危機管理が求められてい
 ます。
  そのための人員や設備、資金などの資産を準備し、緊急時における事業継続
 の方法、手段などを取り決めておく計画をBCP(Business Continuity Plan
 :事業継続計画)といいます。中小企業庁は平成18年に「中小企業BCP策定
 運用指針」を公表しました。

  巨大地震だけでなく、近年頻発している夏季のゲリラ豪雨による洪水・土砂
 崩れなどの大規模な自然災害の発生も相まって、「危機管理」という概念は中
 小企業にも広く浸透してきたという実感はあります。
  セントラル総合研究所では、大きな被害を受けた場合、復旧のための資金捻
 出に苦しむことが予想される中小企業にこそBCPが必要とも申し上げてきま
 した。事前の対策により、早期復旧ばかりではなく、事業継続という社会的責
 任を果たすことで取引先や地域の信頼を得れば、企業価値の維持・向上にもつ
 ながります。このBCPの重要性に対する認識は日増しに高まっています。

  今回の東日本大震災で、辛くも壊滅を免れた企業の中には、事前に策定した
 BCPを生かして、早期復旧を果たしたケースがありました。未曽有の危機に
 中小企業はどう対応したのでしょう。

  関東某市のリサイクル業、(株)OPN(仮称)。海岸近くにある廃油や廃
 プラスチックの再処理工場は、タンク15基のうち3分の2が流失し、プラン
 ト建屋も破壊されました。
  大きな被害を受けたOPNですが、廃油回収業務は震災後約1週間で再開。
 その4日後には、残ったタンク車と設備で工場廃水の中和処理も再開に漕ぎ着
 けました。「昨年末に策定したばかりのBCPが役に立ちました」と社長の越
 谷工吉氏(仮名)は語ります。

  具体的には、どのような対策が奏功したのでしょうか。次回お伝えしたいと
 思います。

 ☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)〜(25)はこちらから。
          ⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html

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☆★☆★☆★☆    セントラルお勧めの書籍のご紹介  ☆★☆★☆★☆
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 ☆書籍「たかが赤字でくよくよするな!」紹介サイト
                       ⇒ http://central-ri.com/

 ☆書籍「ビジネス本作家の値打ち」詳細ページ
               ⇒ http://www.sodan.info/publication/book/

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   ☆★─┃ 季節のお便り「二十四節気」 ┃─★☆
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          5月21日「小満(しょうまん)」です
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  5月21日18時21分「小満」です。旧暦4月、巳の月の中気で、立夏後
 の15日目にあたります。5月21日頃。天文学的には、太陽が黄経60度の
 点を通過するときを・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆二十四節気、5月21日「小満(しょうまん)」です
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/05/post_230383.html

            **** 編 集 後 記 ****
  株式相場の方々には「素人の小満過ごし」という言葉があります。いい銘柄
 を安心しているうちに見過ごしてしまう・・という意味だそうです。いい季節
 で安心してついついタイミングを逸してしまうという事なのでしょう。投機、
 相場を生業にしている方はくれぐれもご注意を・・・
 もうすぐ梅雨、季節の変わり目です。お体ご自愛専一の程
 筆者敬白

 ■免責事項について
  当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
 いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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  発 行 元: 株式会社セントラル総合研究所 ⇒ http://www.sodan.info/
  発行責任者: 八木宏之 
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