メールマガジン



2012年05月10日 


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■□         CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□        ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
                                             2012年05月10日
                               発行:株式会社セントラル総合研究所
                                        http://www.sodan.info/
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  今月21日の朝、国内では25年ぶりとなる金環日食が見られることで、カ
 メラやビデオなど関連商品メーカーが商機を逃すまいと販売促進に力を入れて
 います。一方、都内の百貨店では「金環日食の下でプロポーズを」と太陽と月
 をイメージした指輪を用意。「指輪をくれる?ひとつだけ、2012年の金環食ま
 で待ってるから」の歌詞を歌うドリームカムトゥルーのヒット曲の影響と見て
 おり、1日10件近く問合せがあるようです。天体イベントの経済効果は数十
 億円と見られます。

                 目  次
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  ■トヨタの野菜づくり支える中小技術の底力「ハイテク農業」で輸出拡大
  ■大阪ステーションシティ1周年で来場1,3億人超え!JRの経済効果
  ■平成25年3月円滑化法終了、不良債権対策!3兆円規模の再生基金創設
  ■低中所得層が困窮「スクリューフレーション」、10年デフレの脱却
  ■◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2012/4/30〜5/5
  ■「事業再生の現場から」「規制緩和」がもたらした業界の歪み
  ■セントラルオフィシャルサイト更新情報
  ■季節のお便り二十四節気〜5月5日「立夏(りっか)」です

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□■トヨタの野菜づくり支える中小技術の底力「ハイテク農業」で輸出拡大□■
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  自動車や電機、さらに関連する製造工場が海外へ移転するなかトヨタ自動車
 は先月、東北復興支援として宮城県にパプリカ栽培の植物工場を建設し、野菜
 栽培に参入すると発表。パプリカ=パブリカといえばトヨタ自動車が昭和36
 年に発売した小型乗用車がありまし・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆トヨタの野菜づくり支える中小技術の底力「ハイテク農業」で輸出拡大
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_230667.html

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□■ 大阪ステーションシティ1周年で来場1,3億人超え!JRの経済効果 □■
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  JR西日本は5月2日、昨年5月4日に大規模改装した大阪ステーションシ
 ティへの来場者数が、今年4月末時点までの約1年間に累計で1億3,100万人
 に達したと発表しました。これは、平成22年度の東京駅の乗車人員1億3,900
 万人にも逼迫し、ステーションシティ・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆大阪ステーションシティ1周年で来場1,3億人超え!JRの経済効果
              ⇒ http://www.h-yagi.jp/00/131000100.html

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□■平成25年3月円滑化法終了、不良債権対策!3兆円規模の再生基金創設 □■
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  政府、民主党は、党の「成長戦略・経済対策プロジェクトチーム」の中間報
 告で官民ファンドの企業再生支援機構を改組して、2〜3兆円規模の事業再生
 ファンド「日本再生投資基金(仮称)」の創設を盛り込みました。平成25年
 春、中小企業金融円滑化法による・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆平成25年3月円滑化法終了、不良債権対策!3兆円規模の再生基金創設
             ⇒ http://www.h-yagi.jp/00/post_230662.html

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□■ 低中所得層が困窮「スクリューフレーション」、10年デフレの脱却 □■
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  総務省が4月27日発表した平成23年度の平均消費者物価指数は、価格の
 変動が大きい生鮮食品を除くと総合指数は99.8で前年度と同水準でした。23
 年度は、電気料金やガソリン価格が上昇、さらに増税によるタバコの大幅な値
 上げで物価全体は横ばいにとどまった・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆低中所得層が困窮「スクリューフレーション」、10年デフレの脱却
            ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_230666.html

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□■    ◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2012/4/30〜5/5    □■
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  経済時事、一週間のダイジェストはこちらでご覧いただけます。
              ⇒ http://www.h-yagi.jp/06/201243055.html

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☆★☆★☆★☆     連載!「事業再生の現場から」    ☆★☆★☆★☆
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 (49)高速バス事故で浮かび上がる「規制緩和」がもたらした業界の歪み
  今年のゴールデンウィークは、群馬県藤岡市の関越自動車道で高速ツアーバ
 スに乗車していた7人が死亡という、非常に痛ましい事故が発生しました。
 この事故は、単なる自動車事故に留まらず、事故発生によって「日雇い運転手」
 の存在がクローズアップされ、問題が深刻化しています。
 「日雇い」や「短期雇用」は道路運送法で禁止されていますが高速バスと一口
 で言っても似て非なるもの。
 高速路線バスは道路運送法、ツアーバスは主に旅行業法が適用されます。
 ツアーバスは規制緩和後、インターネット販売を通じて急速に利用を伸ばしま
 した。自由な価格設定が、高速バスのサービス向上に寄与したことは間違いあ
 りません。
 しかし、「安かろう悪かろう」というつもりはありませんが、過当な値下げ合
 戦のなかにサービスを持ち込もうとすれば、無理が生じるのは明らかです。
 バス事業に限ったことではなく、飲食業界や医療業界においても、過重労働に
 よる過労死などの問題が後を絶ちません。

  中小企業であればなおのこと。
 企業努力の行き先が、従業員からの搾取につながることになりかねないのです。
 今回の事故についても、同業者からの「日雇いは当たり前」という証言もあり
 ます。
 事件の背景から業界のゆがみが浮かび上がるにつれ、認可・許可事業に対して、
 市場原理を無理矢理適用させようとした規制緩和が大きな失敗であったとも考
 えられます。

 旧政権が、各方面で推し進めた規制緩和のキーワードは「自己責任」でした。
 当時は国民から圧倒的支持を受けましたが、その政治の象徴となった郵政改革
 は、今や巻き戻しの方向が決定しています。
 時間と政治への信頼が失われ続けるなかで、国会は依然として解散含みの展開。
 乗り物であれば、利用者の自己責任において利便性・安全性の吟味のしようが
 ありますが、政治の乗り間違いがこの先も続けば、国家生命も危ぶまれます。

 ☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)〜(48)はこちらから。
          ⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html

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☆★☆★☆★☆  セントラルオフィシャルサイト更新情報  ☆★☆★☆★☆
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 ☆「社内勉強会:
  「中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえた政策パッケージ」を追加。
            ⇒ http://www.sodan.info/knowhow/study/study37/

  内閣府と金融庁、中小企業庁はリスケジュールの最終延長を踏まえ、中小企
 業の再建への課題解決のため金融機関へのコンサルティング強化を重要項目に
 あげました。中小企業にとっては、金融庁が最終延長としているだけに実現可
 能な経営改善計画である「出口」を見つけることが迫られます。

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   ☆★─┃ 季節のお便り「二十四節気」 ┃─★☆
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            5月5日「立夏(りっか)」です
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  5月5日11時20分「立夏」です。旧暦4月、巳(み)の月の正節で、新
 暦5月5日〜6日頃。天文学的には太陽が黄経45度の点を通過するときを指
 します。旧暦では3月15日〜4月15日の間のどこかになります。
 立夏は、春分と夏至の中間にあたり・・・・続きはブログでご覧いただけます。

 ☆二十四節気、5月5日「立夏(りっか)」です
                ⇒ http://www.h-yagi.jp/05/240505-1.html

          **** 編 集 後 記 ****

  4月はじめ「桜前線の頃」には、例年と比較する開花宣言の報道もありまし
 たが、最近では気象の報道といえば、震度7の地震対策ばかりです。
 昨年のこの頃、竜巻や突然の雷など天変地異が報じられました。竜巻で家が飛
 ばされる報道は、アメリカばかりではありません。日本でも先日、茨城県で過
 去最大級の竜巻が起きるなど気をつけなければいけません。
 今年の夏は入道雲ができやすく、晴天の日に突然雨の降る「狐の嫁入り」に出
 会う方もいるでしょう。夏独特の気候です。
 立夏で暦の上では土用が明けます。諸問題の解決に奔走するのはこれからです。

 季節の変わり目です。読者の皆様、お体ご自愛専一の程
 筆者敬白

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  当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
 いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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  発行責任者: 八木宏之 
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