メールマガジン



2014年01月24日 


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■□         CRIメルマガ 『セントラル事業再生レポート』
□        ≪事業再生と敗者復活〜再生実績9000件の相談現場レポート≫
                                             2014年01月24日
                               発行:株式会社セントラル総合研究所
                                        http://www.sodan.info/
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 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表したコンビニ大手10社の昨年
 の売上高は、前年比4.0%増の9兆3,859億円と過去最高を記録。既存店のみの売
 上高を見れば、同1.1%減と6年ぶりにマイナスに転嫁。各社は、女性やシニア
 層ニーズを取込み店舗数を増やし売上高向上。顧客獲得競争も激化しています。

                 目  次
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  ■TPP交渉、譲れぬ日本に米国は関税完全撤廃を強要!
  ■百貨店売上高前年超えは16年ぶり!高額商品、ニーズは訪日外国人
  ■日銀、地域経済報告「さくらレポート」全地域に「回復」の文字は初!
  ■企業倒産件数5年連続減少!リスケ後の倒産は急増!要因は販売不振
  ■◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2014/1/13ー2014/1/18
  ■2月「実例に学ぶ勉強会」を開催します
  ■連載!「事業再生の現場から」:連帯保証人制度がなくなれば…
  ■季節のお便り二十四節気・1月21日「大寒(だいかん)」です

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□■   TPP交渉、譲れぬ日本に米国は関税完全撤廃を強要!  □■
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 TPP交渉は、参加12ケ国で昨年中の妥結を目指しましたが交渉は物別れに
 終わり断念。次回、2月中旬にシンガポールでの開催で調整に入っていますが
 依然、閣僚が集まってもまとめるのは難しいとの声・・・・続きはこちらから

 ☆TPP交渉、譲れぬ日本に米国は関税完全撤廃を強要!
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_231137.html

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□■百貨店売上高前年超えは16年ぶり!高額商品、ニーズは訪日外国人 □■
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 日本百貨店協会は1月17日、平成25年の全国百貨店売上高が前年比1.2%
 増の6兆2,171億円だったことを発表。16年ぶりに前年からプラスに転じま
 した。アベノミクス効果により消費者心理が改善・・・・続きはこちらから

 ☆百貨店売上高前年超えは16年ぶり!高額商品、ニーズは訪日外国人
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_231136.html

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□■日銀、地域経済報告「さくらレポート」全地域に「回復」の文字は初!□■
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 日銀は1月16日、今年1月の「さくらレポート(地域経済報告)」を発表。
 前回、昨年の10月から比較して9地域全てに「回復している」、「緩やかに
 回復している」と回復の文字が盛り込まれました。・・・・続きはこちらから

 ☆日銀、地域経済報告「さくらレポート」全地域に「回復」の文字は初!
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_231135.html

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□■企業倒産件数5年連続減少!リスケ後の倒産は急増!要因は販売不振 □■
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   東京商工リサーチは1月14日、昨年の企業倒産件数が1万855件と前年から
 10.4%減少したことを発表。前年を下回るのは5年連続でリーマンショック後
 の中小企業金融円滑化法によるリスケジュール(条・・・・続きはこちらから

 ☆企業倒産件数5年連続減少!リスケ後の倒産は急増!要因は販売不振
  ⇒  http://www.h-yagi.jp/00/post_231134.html

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□■   ◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2014/1/13ー2014/1/18 □■
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  経済時事、一週間のダイジェストはこちらでご覧いただけます。
  ⇒ http://www.h-yagi.jp/06/20141132014118.html

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☆★☆    2月「実例に学ぶ勉強会」を開催します     ☆★☆
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 平成26年1月の勉強会はお休みを頂きました。次回は2月14日に開催予定
 です。内容が決まり次第、下記オフィシャルサイト「過去の勉強会」ページで
 ご案内させて頂きます。

 外部の方でセミナー参加ご希望の方は
 メール:info@sodan.infoまでお気軽にお問い合わせください。

 ☆「過去の勉強会(セミナー)」の内容はこちらでご覧いただけます
   ⇒  http://sodan.info/seminar/

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☆★☆★☆★☆     連載!「事業再生の現場から」    ☆★☆★☆★☆
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 (89)連帯保証人制度がなくなれば…/
    「敗者復活」体現する第2次安倍政権

 前回、「経営者保証に関するガイドライン」において、借金を経営者本人が肩
 代わりする「経営者保証制度」を抜本的に見直す動きがでていることをお伝え
 しました。
 セントラル総合研究所では予て、連帯保証人制度の廃止を強く訴えてきました
 が、個人保証や連帯保証の制度がなくなれば具体的にどのように変わるのか?
 改めてお伝えしたいと思います。

【1】日本に「敗者復活アリ」の社会が到来する
 欧米では「倒産」という失敗経験は致命的なことではありません。日本社会に
 はびこる「倒産した経営者は無能」と見なす風潮はナンセンス。むしろ倒産か
 ら再起を果たせばそれが評価され、過去の失敗すら「キャリア」となります。
 経営に失敗した回数と経験値で「経済的な力強さ」や「したたかさ」が形成さ
 れるとすれば、日本との経済的な地力の差は明らかです。
 国際競争のためには、日本でも「敗者復活アリ」の社会システムを構築して、
 経験値の豊富な経営者を養成することが求められます。

【2】事業承継がスムーズになる
 事業承継に関する問題は「後継ぎがいない」ことばかりではありません。従来
 の制度下では、先代の連帯保証がネックとなり「後継者が事業を継ぎたくても
 承継ができない」という場合も多くありました。
 これをクリアして事業承継のトラブルが軽減されることで、社会的な損失もな
 くなります。雇用を守り、技術の継承・発展に力を注ぐことができるのです。

【3】起業家が増え、産業活性が促進される
 日本の経済発展のために新たな産業創出が急務とされるなか、実際に起業しよ
 うとしてもベンチャー企業の「信用創造」が問題となっていました。経営者の
 資質、商品やビジネスモデルの審査だけでは融資を受けることができず、ここ
 でも連帯保証や個人保証が求められていたのです。起業を志しても、社会制度
 がそれを拒んでいたとも考えられます。
 金融機関が審査眼を持ち、起業家のビジネスモデルや業界の動向をしっかりと
 見据えて融資を行う仕組みを「プロジェクト・ファイナンス(プロファイ)」
 と呼びますが、これが一般化することで日本が「起業大国」として成長する可
 能性も開けます。

 ここに見るように、連帯保証制度の根絶こそまさに、日本経済が生まれ変わる
 ための起爆剤と言えるでしょう。

 「政権奪還」のスローガンの下に発足した2度目の安倍晋三政権は、「アベノ
 ミクス」による景気回復や、世論に怯えるだけの政治家は成し得なかった「消
 費税増税」を実施するなど、公約の達成ぶりには目を見張るものがあります。
 なかには「特定秘密保護法案」など、賛否の分かれる内容もありますが、強い
 反対を受けても、信念を持って推し進める力強さは第1次安倍政権の時には見
 られなかったもの。現安倍政権の姿こそ、「敗者復活」を物語っています。

 今こそ中小企業がプライドを取り戻す時。
 長く日本に蔓延した閉塞感が取り除かれ、中小企業の敗者復活アリの時代が訪
 れようとしています。

 ☆「事業再生の現場から」過去掲載分(1)ー(88)はこちらから。
   ⇒ http://www.sodan.info/mailmaga/mailmagazine.html

     ☆┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓☆ 
   ☆★─┃      季節のお便り「二十四節気」     ┃─★☆
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          1月21日「大寒(だいかん)」です
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  1月21日12時51分「大寒」です。旧暦12月、丑(うし)の月の中気
  で、天文学的には太陽が黄経300度の点を通過するときをいいます。冬の
  最後の二十四節気です。一年で最も・・続きはブログでご覧いただけます。

  ☆1月21日「大寒(だいかん)」です
   ⇒ http://www.h-yagi.jp/05/post_231138.html

          **** 編 集 後 記 ****

 正月も「二十日正月」「大寒」の頃になると通常の生活戻っているどころか、
 もうすぐ2月が訪れます。節分で次の日が立春です。中国など旧正月の習慣が
 濃いところは立春の頃「立春大吉」として正月祝いを行う習慣が残っています。
 季節の変わり目で、油断から体調を崩しやすい時期です。読者の皆様、時節柄
 お体ご自愛専一の程
 筆者敬白

 ■免責事項について
  当メールマガジンの内容に基づいて行った行動により生ずる一切の損害につ
 いては一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
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  発行責任者: 八木宏之 
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