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任意売却最新事例(ダイジェスト)

セミナー風景

6月の勉強会は、「任意売却最新事例」について株式会社シナジー・マネージメント高橋様より最近の動向や事例についてお話しいただきともに学びました。

競売の前に任意売却
住宅ローンが払えなくなると,金融機関は不動産を競売にかけてお金を回収しますが、任意売却は競売になる前に任意に売却をしていくものです。不動産の所有者は、競売で不動産をとられるよりも任意で優位な条件で売却。金融機関も任意売却が競売価格より高く売却が可能で回収もできると消極的ではありません。

住宅ローン貸し残高は180兆円
現在,金融機関の住宅ローンの貸し残高は180兆円。このうち破綻率は2〜4%といわれていますが、この表に出てくる数字は氷山の一角とも捉えられています。
相談者のほとんどは、自転車操業で毎月破綻を免れるケースも多くあり、金融庁が推測する件数の3倍になる可能性も出ています。これらは、会社倒産・転職による収入減や、病気・事故,ゆとりローン、投資の失敗などが背景にあります。

年金暮らしになっても残る住宅ローン
団塊の世代が年金暮らしを始めたものの、住宅ローンを払い続けると言う問題が出てきています。
一方,平成26年4月の消費増税前のかけこみで住宅金融公庫の固定型低金利住宅ローン「フラット35」を利用する方も多くみられました。ただ、借入額は購入額に近いものが多く、今後10年、20年後の経過が懸念されます。

相談者のほとんどは「売りたくない」
相談にこられる方のほとんどは、「売却したくない」がほとんどです。借り換えやリスケジュール(条件変更)などで負担を軽減することを進めています。また、ライフプランナーとともに、生活設計を見直すことで毎月の負担が軽減できることがあります。
親族間売買やリースバック、リバースモーゲージなど条件によって解決策を提案しています。

事例
相談者の中でも一番多い老後破綻の相談者。40代でマンションを購入。年代的には購入が遅めでゆとりローンを利用し、完済時の年齢は80歳。退職金で返せるだろうと購入したもののリーマン・ションクの影響で・・・ローン残高は1,800万円、対処法は・・・

ほか、いくつかの任意売却の事例についてご紹介いただき、ともに学びました。

[2015.7.3更新]