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事業再生の現場から

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(112)新年のご挨拶/未年は実りの年?!〜マイペースにススメェー〜

不動産 新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
激動の平成26年が終わり、希望をもって迎えたい平成27年が幕を開けました。
本年が皆様にとって、心豊かに安心して暮らせる年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

今年の干支は未(ひつじ)
「未」は『漢書 律暦志』では、「昧曖(まいあい)」の「昧」と記されていますが、これは
1.植物が茂って「暗い」
2.果実が熟して滋味が生じた状態「味(み)」
を示すとのこと。
これが後に、覚え易くするために動物の羊が割り当てられたと伝えられています。

未の月、6月は作物が成熟する大切な季節
ちなみに、「未」の字も象形文字では木の枝葉の茂った様子を示します。
未の月にあたる6月は、様々な作物が成熟する大切な季節。繁茂、成熟と、実りの多い年になることを期待したいものです。

とはいえ、相場的には楽観視はできない様子。
ご存知の方も多いかとは思いますが、干支に絡む相場の格言は
辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ
戌は笑い、亥固まる、子は繁栄
丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねるというのが定番です。

おとなしい羊、つらい状況を耐えるイメージ
おとなしい羊の姿には、辛い状況を耐え忍ぶイメージも連想されます。
過去数年を振り返れば、先の格言が必ずしも当てはまるとは言い切れませんが、用心に越したことはありません。

良い縁起話としては、群れをなす羊は、家族の安泰を示しいつまでも平和に暮らす事を意味しています。
これこそ、中小企業にとっては大きな命題に違いありません。

変化の激しい昨今,平和に過ごすことも・・
変化の激しい昨今の情勢下では、大過なく、平和に過ごすということさえも非常に難しくなっています。
そんななかでも、ただ耐え忍ぶ羊ではなく、穏やかに草を食み、一歩ずつ確実に歩を進めるマイペースな羊のイメージを持って、逞しい企業経営を目指しましょう。

[2015.1.8配信]

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