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事業再生の現場から

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(102)競合に差をつける!公的施策活用のメリットあれこれ

無知は罪 補助や助成金は新たな事業の後押しに
世界的に不安定な経済状況が続いていることもあり、近年は中小企業向けの補助金や助成金といった公的施策も様々出てきました。
「補助」や「助成」という言葉が示す通り、「事業を守りたい」、「新しいビジネスを始めたい」という経営者を後押しするものに違いありません。

ところが、経営者のなかでも公的施策の活用に物怖じしたり敬遠したりする意見は非常に多い。逆に言えば、せっかくの公的施策が十分に活用されていないということです。
だからこそ、申請をすれば、思っている以上に通る可能性が高いということにお気づきでしょうか。

企業間の競争は「パイの奪い合い」
日本経済のパイが増えない状況下、奪い合うだけの生存競争では消耗しきってしまい、成長どころではありません。
同じ条件で事業を行う場合、公的施策を利用できるということは、野球に例えると「攻撃の際、いきなりランナー1塁の状態で始められる」
守備であれば「9人ではなく、10人で守ってもよい」というようなアドバンテージを与えられるようなものです。施策によっては「1点リードの状態から試合を始められる」ほどの内容もあるかもしれません。

手続きが面倒でもメリットははるかに大きい
これを利用しない相手と競争する場合、どれだけ有利になるかは想像してください。
利用できるアドバンテージ、公的施策は使わなければ損。諸手続き等が面倒だとしても、それを行うメリットのほうがはるかに大きいのです。

公的施策活用の具体的メリット
中小企業が公的施策を活用する具体的なメリットは、主に以下の4点です。

経営に必要な資金が得られる
対外的にも、社内的にも信用が高まる
各種相談・情報提供が得られる
通常の企業活動では得られない知識、人脈、ネットワークが得られる

この4点のメリットの詳細は、次回詳しくお伝えしたいと思います。

[2014.8.7配信]

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